マスクも除菌できる紫外線(UV)除菌器を作る【プログラム構築編】

Arduino

UV除菌器のプログラム構築と机上デバック

こんにちは、くろべこです。

前回は、構想編という事でUV除菌器の仕様と必要材料の紹介を行いました。

マスクも除菌できる紫外線(UV)除菌器を作る【構想編】
紫外線には非常に強い滅菌作用がありほぼすべての細菌に効果があると言われています。そこで、今回から連載記事として紫外線除菌器の開発記事を書いていこうと思います。今回の記事は構想編という事で紫外線除菌器に必要な機能と材料、制御方法について書いていきます。最終的にはマスクを除菌できるようなものを作りたいと思います。

今回はプログラム構築編という事で、Arduinoプログラムのコーディングとテスト環境をブレッドボード上で再現していきたいと思いますよ!

テスト環境を作るブレッドボードは比較的大きめなものがオススメですね。amazonで1000円ちょっとくらいで売っているので、1個持っていればだいぶデバックが捗ります。以前は80mm×50mm位のブレッドボードを使用ていましたが、特大サイズのを使用してからは使っていないですね。

テストプログラム

テストプログラムの紹介です。

紫外線ランプのACラインON/OFF用のリレーがまだ届いていないので、本テスト環境では使用できないですが、デジタルピンは割り当てて出力はできるようになっています。

また、紫外線ランプについてもブレッドボード上では扱えないので、青色LEDを仮として光らせるような内容となっています。

やたらと長くなっていますが、ちょっと解説。

まず、7セグメント表示機【TM1637】のライブラリを使用しています。そして、以下の機能を関数化して、その関数化したものをSwitch case分で条件分岐しているだけです。扉センサ(反射センサ)に関しては常時ポーリングで監視を行っています。

  • アナログ読み取り&7セグタイマー表示(タイマー時間設定)
  • デジタル読み取り&長押しカウント(起動スイッチ)
  • LED状態分岐+ブザー機能も含む
  • タイマーカウントダウン

あと、ブザーにこだわりがあります。このブザーは紫外線照射が完了したらお知らせするものなのですが音は3KHzに設定しています。

実は、人の耳というのは2kHz~4kHzが最も聞きやすいと言われています。なので間を取って3kHzとしているんですね~

テスト環境の紹介

テスト環境は冒頭でも話したようにブレッドボード上で構築しました。

ほぼ、実装時と同じ環境になる様に構築しています。

状態を表している緑/赤のLEDインジケータは以下のように状態を定義しています。

  • 緑LED点灯:紫外線ランプ照射中
  • 赤LED点灯:停止中
  • /交互点滅:紫外線照射タイマーカウントアップ。

 

動作テストを撮影してみました。イメージが付くと思いますのでご覧ください。

いかがでしょうか?起動スイッチがしょぼいですが、実際に実装する時はもう少し大きめのスイッチを使う予定です。

あとは、紫外線ランプとリレーモジュールが届けばパパっと作れそうな予感なのですが、心配なのが今回購入した紫外線ランプはおなじみの格安中華製なので日本のコンセントに入るかどうかドキドキです、、、

では、近いうちにまた会いましょー



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