バルサ材で作るハンドメイドミノー④【リップ取り付け/スイムテスト】
こんにちは、くろべこです。
解禁まであと1日!!
川に行きたくて行きたくて仕事が手につかない毎日を送っている今日この頃ですが、思い切って解禁2日目に有休をとってしまいました。しかし、私のホームリバーは新潟と福島の県境にある源流エリアなので、ちょっと雪代による増水が心配ですねー
もちろん魚たちの活性は低い前提なので釣果は期待できないですが、半年ぶりに渓流に行けるだけでも幸せです。
さて、今回の記事は前回に引き続きハンドメイドミノー作成のリップ取り付け~スイムテストまで紹介したいと思います~
リップ作成~完成
ミノーの本体は前回まででトップコートも完了しほぼ完成いたしました。
しかし、ミノーを泳がす上で重要なリップ作成がまだでしたので材料から取り付けまで紹介いたします。私は0.5mmのサーキットボードと呼ばれる樹脂プレートを使用します。0.5mm程度であればハサミで切り取れるし、強度的にも十分なのでおすすめです。
リップを作成するときには、バルサ材を切り出したときの様に型紙を作ります。型紙の材質は何でも構いません私は0.1mm程度のプラバンを使用しています。
ちょっと先端部分をやすりで削ることで水の抵抗が小さくなる気がします(笑)
リップの角度は鋭角だと早く潜りますが、リトリーブ時のアクションが小さくなります。鈍角にするとゆっくり潜りますが、リトリーブ時のアクションが大きくなります。私の場合は、中間の45°を目安に取り付けます。取り付けは2液混合タイプのエポキシ接着剤を使用しました(バルサ材貼り合わせと同じもの)
実はリップ取り付けの切り込みが浅く、あまり参考にするにはよくありません、、、実際はもう少し深く挿入した方がリップがとれる危険性が少なくなるかと思います。
ちなみに、リップを取り付けるときには模型用ののこぎりとデザインナイフを使用すると切り込みがきれいに作れます。あと、リップを挿入する切込みにアロンαなどで下地を軽く作っておくと取り付けやすいです。
後は、アイの部分やフックを付ける部分にこびりついたセルロースセメントや塗料をカッターなどでこそぎ取って、お好みのフックを取り付けて完成です!いつもはシングルフックを取り付けていますが、今回は見てくれ重視でDコンタクトフックを使用しました!
スイムテスト
という事で完成いたしましたので、泳ぎのテスト(スイムテスト)をしたいと思います。実際の現場で確認したいところですが、解禁まで時間が無いのでお風呂場であたり試験をしてみました。
市販のミノーではあまりアイの角度は意識しませんが、ハンドメイドミノーはすぐにアイが曲がったりして泳ぎが変わるので、スイムテストでのアイの調整は大事です。
いかがでしょうか!意外とまともにリトリーブアクションしていますよね!?小魚の様にぬるぬる動いているのが分かります。
そこまで考えないでざっくりと作りましたが意外といい感じの出来になったので、2021年の解禁一発目はこのミノーで行きたいと思います。後日実釣報告を行いたいと思いますので、その時まで失礼します!
【以下、私の教本であるイトウクラフト様】
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