バルサ材で作るハンドメイドミノー①【型紙作成~貼り合わせ】

ハンドメイドミノー

バルサ材で作るハンドメイドミノー①

お久しぶりです。くろべこです。

ここ半年ほど釣り熱が再燃してしまい、毎週末はほぼ川に言っておりました。

とはいっても、渓流が禁漁となる10月以降は釣り道具をせっせと作るために家にこもっていましたが(笑)。そこで今回はバルサ材を使って簡単に作れるハンドメイドミノーの作り方を紹介したいと思います!

ハンドメイドミノーと言ったら買ったら2000円以上はするし、自分で作るといってもエアブラシなどの塗装コーティング時の色流れ高価なタングステンウェイト使用など一般の人には結構敷居が高いと思いがちですが、意外とそうでもありません。私くろべこもアパート暮らし子持ちなので、室内でエアブラシなんてもってのほかです。

そんな感じなので、私のコンセプトは、、、

  • エアブラシ不使用(スプレー缶のみ)
  • ホームセンターで買える材料のみ使用
  • ウェイト調整は安価なガン玉や板おもり

です!こんな感じでも全然泳ぐので安心してください~

今回はバルサミノーの型紙作成>>バルサ材の切り出し>>ワイヤー加工>>ウェイト挿入>>バルサ材の貼り合わせ。まで行いたいと思います。

ミノー型紙作成

まずはバルサ材を加工するための型紙を作りましょう。

最初は既存のミノーを真似するのが手っ取り早いかと思います。私は渓流専門なので、なんとかコンパクトやSリュウキなどを参考にしています。今回は高級バルサミノーの代名詞【Iクラフト】のミノーを参考にしましょー

私個人的な手順ですが、タブレットに参考にするミノーの写真をスクリーンショットで撮影して、0.5mm厚程度のプラバンに書き写しています。そして、書き写し終わった型紙が下の写真になります。

では、早速この型紙を使ってバルサ材を切り取っていきましょう。

バルサ材はホームセンターでもネットショップでも売っています。私は3mmか5㎜の物を使用しています。5㎜を使う場合は、紙やすりなどでいろんな形に成型が可能な一方、無加工では渓流用ミノー用途では厚すぎるので注意が必要です。今回は3mmのバルサ材を選びました。

バルサ材の切り出し

人によって手順は異なりますが、私の手順はこんな感じです。

  1. バルサ材の切り出し
  2. ワイヤー成型
  3. ウェイト挿入
  4. 貼り合わせ

では早速バルサ材の切り出しをおこないます。

バルサ材の切り出しはカッターでもいいのですが、私はデザインナイフの方が持ちやすく安定するのでお勧めです。めっちゃガタガタに切り出しましたが後ほど成形するので多少いびつでも問題ありません。


切り出したバルサ材に内部ワイヤーハーネスの線とおもりの位置を鉛筆などで書き込みます。

次はワイヤーハーネスをプライヤーなどで加工します。今回は0.9mmのステンレス線を使用しています。プライヤーでも曲げ加工はできますが、専用のワイヤーループプライヤーの仕様をオススメします(アイの部分のわっかの出来栄えがかなり違ってきます)

ワイヤーハーネスの曲げが出来たらバルサ材に挟んで圧力をかけ、ワイヤーの痕を付けます。ご覧の通りがったがたですが、まあいいでしょう、、、

次に、ウェイトを入れていくのですが今回はシンキングたいぷを作りたいので材料時点で2.2g程度にしました(ガン玉の2B(後方), 3B(前方)を一個ずつ使用しています)。ウェイトの穴は、手芸用のポンチを使用しています(ダイソーの4mm,5mmセットで十分!)

ワイヤーはバルサ材に押し当てればある程度は痕がつきますが、バルサ材を重ねた際に不都合が出る場合は彫刻刀などで溝を彫ったりします。

そんなこんなで内部構造は完成したので、バルサ材の貼り合わせに入ります。接着には2液混合タイプの90分硬化型のエポキシ接着剤を使用しています(貼り合わせ時にウェイトやハーネスがズレる場合は接着剤で仮止めしましょう)。

完全効果には1日程度かかるので、当て板でバルサ材を挟んでクランプ固定をして待ちます。(バルサ材は柔らかいので、あまり力入れすぎると変形します)

今回は貼り合わせ迄行いましたので、次回からは成形~セルロースセメントのディッピング(下地処理)迄やりたいと思います~

 

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