Arduinoで動かせるミニポンプの紹介
こんにちは、くろべこです。
なかなか外に出かけられない状況なので、今まで買ったけど使っていなかった電気機器を紹介したいと思います。
今回は【ミニポンプ】の紹介です。動作電源は3V~5Vで動作するのでArduinoでも動かすことが可能です。しかし、直接5Vにつないでしまうと100mA~200mA程度の電流が流れてしまうので注意が必要です。(Arduinoの5Vピンの最大定格は200mA)
ミニポンプはWayinTopから出しているものを使います。ポンプが3個とホースが3mもついていて1000円ちょっとだったので勢いで買いましたが使い道がなく放置していた一品です。
ミニポンプ仕様説明
- 動作電圧:3V ~ 5V
- 動作電流:100mA ~ 200mA
- 定格能力:100L/H
- 寿命:300H連続駆動
注意:この製品は水中ポンプです。空運転で使用すると負荷が大きくなってしまい破損する可能性があります
商品説明には金魚鉢用のポンプや家庭園芸用らしいです。味見で直接5Vにつないでみたら結構流量も大きく10秒くらいで300ml位を排水することが出来ました。意外と説明文は嘘をついていないようですね。
Arduinoでミニポンプを制御する
実際にArduinoでの制御を想定して回路を考えていきます。
最大200mA流れるので間違ってもIOから動力を取ってはダメですね。今回はトランジスタを使用して電流を絞った制御をしたいと思います。微妙な調整にはにはPWMを使用します。
【使用部品】
- ミニポンプ 1個
- C1815-GR(NPN) 1個
- 抵抗4.7kΩ 1個
使用するNPNの使用するコレクタ電流の制御領域は以下の図になります。大体120mAくらいですかね。
電気回路はシンプルにこんな感じ
Arduinoの制御プログラムなのですが単純にPWM出力のみです。手元に可変抵抗があればanalogReadでPWMを調整しても面白いかもしれません。
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void setup() { Serial.begin(9600); pinMode(11, OUTPUT); } void loop() { analogWrite(11, 100); } |
今回はテスト環境としてDaisoで売られていた仕切りが付いているプラスチックケースを使用しました。仕切りの部分にドリルで穴を開けてチューブを通している感じです。
一方の部屋には水の中にポンプを沈めた状態でプログラムをrunしてみましょう。ゆっくりと水が排水されるはずです。
今回はトランジスタと抵抗+PWMでコレクタ電流を制御して流量を絞っていますが実際にフルパワー使用すると思いのほかグングン吸い取ってくれます。
おわりに
このポンプなのですが、土壌水分センサ+リレーモジュールとセットになっているものもありました。正直こっちの方が面白そうなので次回買う時にはこっち買いたいと思います。
たまにはポンプのようなあまりArduinoで使用しないような危機を紹介するのも面白いですね。例のあれで外出できないので部屋の隅に積まれている機器たちをちょっとずつ紹介しようと思います。
しかし、あと2個余っているんですが何に使用するか、、、
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