Arduino Pro Miniの書き込みからLチカ
こんにちは、くろべこです。
今回はちっちゃいArduinoであるPro miniの紹介と書き込み方法~Lチカを解説していきます。
本記事で使用するPro Miniは正規品の物は使いません。Arduino関連はすべてオープンソースなので、おなじみの格安中華品(5個1690円)を使用します。メーカーは私の大好きなHiletgoです。
購入の際に注意したいのは、Pro Miniには5V/16MHzの物と3.3V/8MHzの2種類が存在します。 本記事では5V/16MHzを選択しています。
Arduino Pro Mini仕様
Arduino Pro MiniはUnoやnanoと同じようにATmega328Pを使用しています。
しかも、nanoよりも15mmほど長さが短くなっており30mmちょっとのコンパクトサイズになります。
しかし、書き込み装置の部分が取り付いていないために外部で書き込み装置を用意する必要があります。本記事で使用する書き込み装置はFTDI232です(以前にESP32を購入した時についてきました)。
書き込み方法
書き込み装置接続
Pro Miniは書き込みさえ覚えてしまえばあとはArduino Unoやnanoと同じです。
書き込み装置FTDI232のVCCショートピンを5Vに接続します。
■接続PIN
Arduino Pro Mini | ⇒ | FTDI232 | ||
BLK | 内部GND接続 | ⇒ | GND | |
GND | ⇒ | CTS | GND接続 | |
VCC | 5V | ⇒ | VCC | 5V(ショートピン) |
RXD | データ受信 | ⇒ | TXD | データ送信 |
TXD | データ送信 | ⇒ | RXD | データ受信 |
GND | ⇒ | DTR | リセット信号 |
動作確認(Lチカ)
ここまでくればArduino Unoなどと変わりありません。
動作確認としてサンプルスケッチでBlinkでも書き込んでみてください。
■書き込み設定
補足説明
Arduino Pro Miniの裏面を見るとA4~A7のスルーホールが独立しています。ブレットボードで使うにはちょっと不都合があります。
また、A4(SDA), A5(SCL)の横のチップ部品の半田パターンはSDA,SCL用のプルアップ抵抗を付けるためのパターンの様です。
おわりに
実はPro Miniを買った経緯はArduino nanoが切れて買い足そうと思ったときに、nanoに比べて安いPro Miniを発見して購入したのですが、その時は書き込み機器が付いていないことを知らなくて届いた時に気づき若干焦りました(笑)
机上のデバックではUnoで事足りますが、電子工作に実装する時はかなり小型で薄いのでスペースを取らなくていいとおもいました。
でも、外部VCCを作らないといけないので電池かLipoバッテリーを昇圧してINするといいかもです。
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